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阿波国文庫
阿波国文庫とは
阿波国文庫は、阿波藩主蜂須賀家が、藩政時代に長期間にわたり収集した和漢典籍の集書です。十代藩主重喜(1738~1807)から、十三代藩主斉裕(1821~1868)に至る間に、特に多数の書籍が増加したと推定されます。この間に、柴野栗山(1736~1807)、屋代弘賢(1758~1841)の蔵書が、それぞれの没後に阿波国文庫へ献納されました。
阿波国文庫の総冊数は、約5万冊あるいは約6万冊であったと言われています。
阿波国文庫のうち、30,905冊が、徳島県師範学校付属図書館を経て大正7年3月に、徳島県立光慶図書館に移管されました。しかし、戦災等により消失しています。
現在は、97点547冊を所蔵しています。
閲覧について
阿波国文庫は、古い和書のため、大変傷みやすくなっております。資料保存のため、利用の制限を行うことがありますので、ご了承ください。
阿波国文庫目録
詳しくは、徳島県立図書館にお問い合わせください。
一部の資料はデジタル化し、下記で公開しています。