阿波学会研究紀要


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郷土研究発表会紀要第32号
石井町の植生

植生班

   友成孟宏・西浦宏明・石井愃義

1.はじめに
 名西郡石井町は吉野川下流と四国山地との間に位置し、東は徳島市、西は麻植郡鴨島町、南は名西郡神山町、北は板野郡吉野町・上板町に接している。
 平地は水田・畑地・果樹園・宅地などに利用されており、植生は人工植生が中心である。
 山地は代償植生としてのアカマツ林が中心で、ごくわずか、社寺林の中に、半自然植生としてのシイ林が残っているに過ぎない。
 調査期間が8月7日〜10日と少なかったため、所期の目的は十分に達せられなかったが、調査できた範囲で、報告する。この報告をまとめるにあたり、調査に便宜をはかっていただいた石井町・県林政課の方々に感謝する。
 

2.自然環境
1)気侯
 本町には公的気象観測所がないため、隣りの徳島市の気象観測資料を次に示す(表1)。


 この表からわかるように、徳島市の年平均気温は16.2℃である。本町は、これより少し低いと考えられるが、県内では、暖かい方に属する。この資料を基にして、吉良の暖かさの指数を計算すると、134となる。町内で最も高い地点(327.5m)における暖かさの指数を気温逓減率より算出すると、110となり、これらのことから、石井町全体は照葉樹林帯(85〜180)に含まれていることがわかる。
 年降雨量は、徳島市の年平均1,732mmよりやや少ないと思われる。
2)地形・地質
 ○ 地形
 本町の北部には、吉野川が東より約20°北の方向に流れている。中央部は平地であるが、南部は四国山地の一部、神山町との境をなす尾根の北斜面になる。この尾根は130m〜327.5mの高さで、東西に続いており、両端が高く、中間がやや低い。
 ○ 地質
 平地は沖積層よりなり、山地は古生界・三波川系の緑色片岩・泥質片岩の互層からなっている。


3.調査方法
 植生調査のために、各群落を代表すると思われる所で、できるだけ均質な場所を選び、最小面積以上になるよう調査区をもうけた。
 そして、その中に出現する羊歯植物以上の植物について、階層別(I〜IV層)にBraun-Blanquet(1964)の方法に従い、優占度・群度の測定を行った。調査区の設定地点は図1に示したとおりである。


 群落はあらかじめ空中写真(SI-81-3X、C9、10〜14)を用いて区分し、1/25000地形図に記入した。そして、現地で修正・確認をして、現存植生図を作成した(付図1)。
 群落は相観によって区分し、50×50平方メートル以下の群落については表記を省いた。
 測定した結果から、Ellenberg(1974)の表操作法によって各群落の識別種群を引きだし、総合常在度表(付表1)、及び各群落表(付表2〜11)を作成した。


4.植生概観
 本町の平野部は2,589haで、本町全体の90.2%を占めており(表2)、その内、水田・畑・樹園地は全体の49.8%、1,430haにおよんでいる。平野部に森林はなく、所々、社寺林が散在している程度である。


 吉野川の河川敷には耕作地があるが、休耕地にはマント群落などが出現している。
 また、河川敷には、路傍雑草群落やツルヨシ群集などの低層湿原草本群落やヤナギ林が発達している。
 山地部は本町全体の9.8%しかなく、そのほとんどが、代償植生としてのアカマツ林でおおわれている。半自然植生として、山麓の社寺林に、ごくわずか、コジイ林が残存しているにすぎない。


5.調査結果と考察
 本町で得た調査資料総数は56で、17群落を見いだすことができたが、17群落のうち、コジイ林、ツルヨシ群落をのぞき、すべて代償植生である。
 これらをまとめ、各群落の識別種により比較したのが、総合常在度表(付表1)である。以下、各群落について記述する。
 1)コジイ群落
 半自然植生として残されている植生で、浦庄の日吉神社、八坂神社などの社叢として、ごくわずかの面積見られる。


 樹高15m〜23m位あり、ミミズバイ・カナメモチ・タイミンタチバナなどが出現することから、この林はコジイ−カナメモチ群集(中西,1977)に属するものと考えられる。
 原植生を考えると、照葉樹林帯のこの付近は、かって、コジイ林、アラカシ林などの常緑広葉樹林でおおわれていたが、社寺林以外は伐採をくり返すことにより、次第にアカマツ林に変化していったものであろう。
 コジイ林の調査資料数が少なく、総合常在度表には入れなかったので、調査資料を示す。
○日吉神社(石井町浦庄)
調査年月日:1985年8月8日
海抜:10m
地形:斜面下部
方位:N60°E
傾斜:20°
調査面積:10×20平方メートル
高木層高さ23m、植被率95%、胸径60cm.
コジイ5・5.
亜高木層高さ6〜8m、植被率20%.
コジイ1・1、ミミズバイ1・1、ヤブツバキ+、カナメモチ+、イヌビワ+.
低木層高さ3〜4m、植被率50%.
ミミズバイ2・2、コバノガマズミ+、コジイ1・1、アラカシ+、ネジキ+、ヒサカキ1・1、イヌビワ1・1、ヤマウルシ+、ヒメユズリハ+、ヤブツバキ2・2.
草本層高さ0.8m、植被率10%.
ベニシダ1・2、ウラジロ+・2、ヒサカキ+、ヤブニッケイ+、サカキ+、サルトリイバラ+、クチナシ+、マンリョウ+、コジイ+、コシダ+、ヒメユズリハ+、シュロ+、イヌビワ+、ゼンマイ+、フジ+、ヤマウルシ+、ヤブムラサキ+、ニッケイ+、アリドオシ+、ヤブコウジ+、ヤブニッケイ+、ササクサ+、ツタ+、ミツバアケビ+.
○八坂神社(石井町浦庄)
調査年月日:1985年8月8日
海抜:10m
地形:斜面下部
方位:N40°E
傾斜:30°
調査面積:10×20平方メートル
高木層高さ15m、植被率90%、胸径50cm.
コジイ5・5、アカマツ1・1.
亜高木層高さ7m、植被率50%.
タカノツメ2・2、ミミズバイ1・1、コジイ1・1、サカキ1・1、ソヨゴ+、ノキシノブ+、ネジキ1・1.
低木層高さ1〜4m、植被率40%.
サカキ+、コジイ1・1、リョウブ+、ノキシノブ+、モチツツジ1・1、ヤマウルシ+、タカノツメ1・1、ソヨゴ+、ネジキ+、タイミンタチバナ+、ヤブツバキ+、ミミズバイ1・1.
草本層高さ0.3m、植被率5%.
マンリョウ+、ベニシダ+、ミミズバイ+、ウラジロ+、コシダ+、カナメモチ+、サルトリイバラ+、ノキシノブ+.
 2)アカマツ群落
 群落識別種 ネザサ、コナラ、アカマツ、ヒサカキ、ソヨゴ、モチツツジ、ネジキ、ヤブコウジ、ナツハゼ、ナツフジ、コバノミツバツツジ、リョウブ、クリ.
 平均出現種数31.0種、調査区数5.
 アカマツ群落は本町の山地のほとんどをおおっている。特によく発達しているのは、童学寺上のアカマツ群落である。

昭和30年代後半まで、アカマツ林は約20年単位で切り出され、薪や建材などに、利用されていた。ところが、LPガス時代に入り、薪の需要がなくなり、建材としての価値も低下して、いわゆる雑木の必要性がなくなった現在、アカマツ林も放置され、林内の亜高木層も6〜10m、低木層でも3〜4mに成長してきている。したがってこの群落の遷移は進んでいるが、構成種から判断すると、アカマツ−モチツツジ群集(鈴木時夫、1966)に属するアカマツ群落である(付表2)。
 モチツツジの優占度が+〜1と低いが、隣町鴨島町でも、同じ傾向が見られ
る(西浦ほか、1984、郷土研究発表会紀要30号)。
 なお、讃岐山脈で見られるアカマツ群落もこの群集に属している。
 3)コナラ−クヌギ群落
 この群落は、気延山の海抜150m付近、野鳥の森の海抜120m付近にごく小さい面積で点在している。


調査資料数1なので、資料を示す。

調査年月日:1985年8月9日
海抜:120m
地形:斜面中
傾斜:30°
調査面積:15×15平方メートル
高木層高さ15m、植被率95%、胸径40cm.
クヌギ3・3、コナラ3・3、ヤマザクラ2・2、カキノキ+、ツタ+.
亜高木層高さ8m、植被率15%.
ネズミモチ+、テイカカズラ+、カゴノキ+、フジ+、ヤマウルシ+、カエデドコロ+.
低木層高さ4m、植被率40%.
ネズミモチ1・1、テイカカズラ+、イヌビワ1・1、イボタノキ+、ヤブツバキ+、マルバウツギ1・1、コバノガマズミ+、ノブドウ+、ヤマウルシ+、カエデドコロ+、ナワシログミ+、ヒサカキ2・2、サンショウ+、カマツカ+、ヤブムラサキ+、シロダモ+、イヌツゲ+.
草本層高さ1m、植被率60%.
ミツバアケビ1・1、ネザサ2・2、チヂミザサ+、ツタ+、キヅタ+、ヤブコウジ+、フユイチゴ+、イヌツゲ+、フジ+、イボタノキ+、クマワラビ+、ネズミモチ+、ヘクソカズラ+、タチツボスミレ+、テイカカズラ+、カニクサ+、シシガシラ+、ヤブラン+、ドクダミ+、ヤブソテツ+、ヤブムラサキ+、ベニシダ+、イタドリ+、ヌスビトハギ+、ヒメドコロ+、シラヤマギク+、サネカズラ+、ウツギ+、クサギ+、フモトシダ+、タチシノブ+、ヤマブキ+、コマユミ+、エビヅル+、ケスゲ+、ミゾシダ+、ツユクサ+、クサイチゴ+、ヤマイタチシダ+、ヤマアザミ+、ノササゲ+、ナツフジ+、ゼンマイ+、ヒカゲイノコズチ+、ニオイイバラ+、モチツツジ+、カマツカ+、カクレミノ+、サンショウ+.
 4)伐採跡群落


 群落識別種 ネザサ、コナラ、ベニバナボロギク、ダンドボロギク、アカメガシワ、タラノキ、オオアレチノギク、ヤマノイモ、マルバウツギ、ハゼ、コセンダングサ.
 平均出現種数24.8種、調査区数5.
 浦庄のアカマツ群落の伐採跡である。この群落の特徴は、アカマツ林を伐採した後に、伐り株から萌芽したモモツツジ、イヌビワ、クリなどと、林内が明るくなったために新しく発芽したベニバナボロギク、ダンドボロギク、オオアレチノギク、コセンダングサなどが出現することである(付表3)。
 キク科の植物、特に帰化植物が多く、ベニバナボロギク−ダンドボロギク群集(大場、1971)に属する。
 5)竹林
  A)モウソウチク群落


 群落識別種 モウソウチク、イヌビワ、ムクノキ、ノブドウ、イヌツゲ、ビワ、コクラン、ヤマイタチシダ.
 平均出現種数28.8種、調査区数5.
 山地の山麓に点々と、小面積で散在している。もともとこの群落は植林である。
 城ノ内のモウソウチク林は、胸径12cm、樹高12mであった。林内に光はあまり入りこまないので、暗くても生育する植物が出現する(付表4)。
  B)ハチク群落
 群落識別種 ハチク、アケビ、ニガカシュウ、イヌキクイモ.
 平均出現種数10.6種、調査区数5.
 吉野川の河川敷、高瀬橋の東側に帯状に分布している。樹高5m、胸径3cmで、林内は密閉しており、そのため、ツル性のヘクソカズラ、ヤブガラシ、ヤマノイモ、アレチウリ、アオツヅラフジ、アカネ、カナムグラなどが出現している(付表5)。この群落も植林である。


 6)ヒノキ植林
 スギ・ヒノキの植林は県南(木頭村・木沢村など)に比べて極端に少ない。

本町では、童学寺上の1カ所で、調査できたので、調査資料を示す。
調査年月日:1985年8月8日
海抜:100m
地形:斜面下
高木層高さ15m、植被率90%、胸径15cm.
ヒノキ5・5.
草本層高さ0.5m、植被率60%.
ベニシダ+・2、ゼンマイ1・1、チヂミザサ1・2、ネザサ2・2、ミゾシダ1・1、テキリスゲ+・2、ヒカゲイノコズチ+、ネズミモチ+、テイカカズラ+、ヤマウルシ+、ナワシログミ+、イタドリ+、フユイチゴ+、サルトリイバラ+、ヘクソカズラ+、ツユクサ+、アキノタムラソウ+、ゼンマイ+、ヤブムラサキ+、ムラサキカタバミ+、ヤブマオ+、ミツバアケビ+、イヌビワ+、ミミズバイ+、カニクサ+、ヤブコウジ+、キヅタ+、イノモトソウ+、ヒメドコロ+、テイカカズラ+、コナスビ+、フモトシダ+、イヌシダ+、ヤマアザミ+、コタチツボスミレ+、ハナタデ
+、サネカズラ+、ヤマノイモ+、アオミズ+.
 7)ヒメガマ群落
 ヒメガマ群落は放置水田・湿地・池などに分布している。本町の場合、下浦王子神社東の水田跡に出現している。


 種子の空中散布によって、群落をつくっていく植物である。調査区数1なので、調査資料を示す。
調査年月日:1985年8月8日
海抜:10m
調査面積:5×5平方メートル
草本層高さ2m、植被率100%.
ヒメガマ4・4、クサヨシ3・3、ガマ1・1、シンジュガヤ+、イ+、タカサブロウ+.
 8)畑地雑草群落
 畑地は常に人による影響を大きく受け、多年生植物は生育しにくい環境にある。それ故、生育期間が短く、多量の種子を生産する一年生草本が群落をつくっており、平地の場合、メヒシバ、イヌビユ、スベリヒユなどが共通に出現する。
 調査資料は、下浦の王子神社東のアズキ畑で得たものである。
調査年月日:1985年8月8日
海抜:10m
調査面積:1×1平方メートル
草本層高さ1m、植被率100%.
メヒシバ5・5、イヌビエ1・1、ホナガイヌビユ1・1、コミカンソウ+、ノゲシ+、ウシハコベ+、コゴメガヤツリ+、イヌガラシ+、エノキグサ+、イヌビユ+、ムラサキカタバミ+、ウリクサ+、コセンダングサ+、トウバナ+、スベリヒユ+.
 9)水田雑草群落
 水田の雑草群落の構成種には史前帰化植物が多い。最近は農薬処理によって、雑草が大変少なくなってきている。
 木留の水田で調査して得た調査資料を示す。
調査年月日:1985年8月10日
海抜:10m
草本層高さ0.8m、植被率90%.
イネ5・5、タネツケバナ+、タカサブロウ+、トキワハゼ+、アゼナ+、シログワイ+、オモダカ+、ヒデリコ+.
 10)河辺群落
 河原は、裸地と植生の発達している所に分かれている。水際から離れるに従い立地が安定してくるので、ツルヨシ・ヤナギ類が生育できるようになる。
  A)アカメヤナギ群落
   群落識別種 アカメヤナギ、ミソハギ、アメリカセンダングサ、オギ.
   平均出現種数18.7種、調査区数3.
   アカメヤナギは、水際から少し離れた、含水量の多い所に出現する。本町の場合、水際にそって帯状に分布している。


   林内には、カナムグラ、ツルマメ、ヤマノイモ、ママコノシリヌグイ、イシミカワ、ヘクソカズラ、ゴキヅルなどのツル性植物が多く出現する(付表6)。
  B)ツルヨシ群集
   群落識別種 ヨモギ、ツルヨシ、アキノノゲシ.
   平均出現種数6.4種、調査区数5.
   低層湿原草本植物群落で、洪水のたびに冠水する所に広がっている自然植生である(南川、1963)。
   立地があまり安定していないため、草本の出現種数も少ない(付表7)。
   吉野川の河川敷の水際とその周辺に帯状に広がっている。


 11)路傍雑草群落−ヨモギ群落


 群落識別種 ヨモギ、メドハギ、オトコヨモギ、ケアリタソウ、コセンダングサ、アキノエノコログサ、ヒメムカシヨモギ、シロツメクサ.
 平均出現種数13.6種、調査区数5.
 路傍雑草群落は、持続的に人為的影響を受ける路傍・空地・林縁などに成立する群落である。吉野川南岸の安定した、日当たりのよい、湿った所に分布している(付表8)。
 12)チガヤ群落


 群落識別種 ヨモギ、チガヤ、ススキ、メリケンカルカヤ、カワラマツバ.
 平均出現種数7.8種、調査区数5.
 この群落は、吉野川堤防の法面に見られる草本群落である。定期的に、刈り取りが行われるため、遷移が停止している群落である。(付表9)。
 13)マント群落

 マント群落はツル性植物が他の植物の上をおおって作る群落である。
  A)クズ群落

   群落識別種 クズ、キカラスウリ、アキノエノコログサ、セイバンモロコシ.
   平均出現種数9.2種、調査区数5.
   吉野川南岸河川敷の休耕地に繁茂している群落で、クズがススキなどの上に登り、全体をおおってしまう。そして、他にツル性のキカラスウリ、ヘクソカズラ、カナムグラ、ガガイモ、ママコノシリヌグイなどのツル性植物も出現している(付表10)。
  B)アレチウリ群落


   群落識別種 アレチウリ.
   平均出現種数3.8種、調査区数5.
   吉野川南岸河川敷に分布している。アレチウリは帰化植物で、この数年で県下各地に見られるようになった。クズ群落より密に茂るため、内部には、光が入りにくい。
   そのため、出現種数も少ないが、クズ、カナムグラ、キカラスウリ、ヤブガラシのツル性植物は出現する(付表11)。
6.おわりに
 石井町の植生調査の結果を報告するにあたり、次の事を提案しておきたい。
 1.日吉神社、八坂神社、王子神社のコジイ林は、石井町の原植生を知る上で大変貴重な植生であるので、今後共、大切に保護してほしい。
 2.平地にある神社などを中心として、できるだけ緑を増やし、小さな森を作るよう配慮してほしい。ただし、植樹する樹種はあくまでも近くの山に生育している樹種を使用してもらいたい。
7.要約
 昭和60年8月7日〜8月10日の4日間、石井町の植生調査を実施し、現存植生図を作成した。町内で識別できる群落は次の通りである。
 1.コジイ群落 コジイ−カナメモチ群集
 2.アカマツ群落 アカマツ−モチツツジ群集
 3.コナラ−クヌギ群落
 4.伐採跡群落 ベニバナボロギク−ダンドボロギク群集
 5.竹林
  A)モウソウチク群落
  B)ハチク群落
  C)マダケ群落(面積小、未調査)
 6.ヒノキ植林
 7.ヒメガマ群落
 8.畑地雑草群落
 9.水田雑草群落
 10.河辺群落
  A)アカメヤナギ群落
  B)ツルヨシ群集
 11.路傍雑草群落 ヨモギ群落
 12.チガヤ群落
 13.マント群落
  A)クズ群落
  B)アレチウリ群落
 14.果樹園
 15.裸地

 参考文献
1.気象庁 1982:全国気温・降水量月別平年値表、観測所観測(1951〜1978)、気象庁観測技術資料・第46号.
2.中国・四国農政徳島統計情報事務局 1982:徳島農林水産統計年報1981〜1982.
3.Braun-Blanquet, J. l964:Pflanzensoziologie.
4.宮脇昭 1982:日本植生誌 四国.
5.Mueller-Dombois, D. and H. Ellenberg 1974:Aims and Methods of Vegetation Ecology.
6.山中二男 1979:日本の森林植生.


徳島県立図書館