阿波学会研究紀要


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郷土研究発表会紀要第30号
鴨島町の植物相

徳島県博物同好会

     阿部近一・木内和美

1.自然概況
 鴨島町は、吉野川中流に発達した町で、北は吉野川をはさんで吉野町、東は石井町、南は標高400〜600m近い連山と接して神山町と、西は川島町と接する、面積約3348haの町である。


 地質は、三波川帯の結晶片岩からなる山地と、段丘レキ層からなる洪積台地、沖積平野に発達した鴨島町と、沖積層からなる沖積平野から成り立っている。年平均気温は、約16℃で年平均降水量は、約1609mmである。(1951〜1978 気象観測所調べ)年最高気温と最低気温の7月、1月との差は、22.8℃でやや内陸的な気候となっている。
 本町のやや北寄りを東西に江川・飯尾川が流れている。この飯尾川は、樋山地を源とし、そこへ藤井寺谷川、三谷川、立石谷川など、水量の豊かな谷川から流れ込んでいる。


2.植物相の概況
 (1)社叢から見た暖帯林
 a.樋山地の八幡神社の暖帯林
 標高約350mの樋山地の八幡神社の社叢は、取りまく樹林が、ほとんど昔のままの状態で残っていると考えられる。その樹林は、常緑広葉樹林で、周り3.95m、3.82mのウラジロガシ、1.45mのイヌノキ、2.05mのタブノキなどがあり、中には、献木された、周り5.00m、3.27mの杉、4.13mの黒松などが混っているが、優占する樹種はコジイで、それらの巨樹がよく保存されている。


なお詳しく組成を挙げてみると、
 高木層 タブノキ・スギ・コジイ(優占)・ウラジロガシ・ヒノキ・ウラジロノキ
 亜高木層 ユズリハ・サカキ・テイカカズラ・イロハモミジ・コジイ・ヤブツバキ・マメヅタ・カゴノキ・ウラジロガシでサカキが優占種である。
 低木層 アオキ・ケヤキ・サカキ・テイカカズラ・ヒサカキ・ヤブツバキ・アラカシ・イヌビワ・コジイ・カゴノキ・ナンテン・マメヅタ・ウラジロガシ・カナメモチでアオキが優占種。
 草本層 アオキ・イヌビワ・ジャノヒゲ・ヤブニッケイ・アリドウシ・ベニシダ・マンリョウ・テイカカズラ・イタビカズラ・マメヅタ・ツルマサキ・イヌガヤ・コジイ・サカキ・カナメモチ・コバノカナワラビ・ツチアケビ・シュロ・ヤブラン・キッコウハグマ・ネズミモチ・ニッケイ・シュンラン・サネカズラ・ビワ・コガクウツギ・アマチャヅル・ノササゲ・カゴノキ・ヒイラギ・ナガバジャノヒゲ・イチヤクソウ・ソヨゴ
 b.寺谷熊野神社のコジイ
 周り2m〜3m前後のコジイの巨樹が、10本余りあって、コジイ林として安定していた。
 c.上浦八幡神社の暖帯林向麻山の麓にある八幡神社は、周囲の樹林は、伐採され、社叢の一部が保存されているに過ぎない。
○ムク・エノキが優占種で、クスノキ・タブノキの中に、海岸線に多く見られる、ミミズバイ・カクレミノなど、暖地性のものが混って珍しい分布を示している。
 d.敷地・敷島神社のシイ林国立療養所鴨島病院の北側にある敷島神社は、見事なシイ林で構成されていた社叢で、コジイの外、ミミズバイ・カクレミノ・クロバイなども目立たしい。
 高木層 スダジイ・コジイ(周2.1m)
 亜高木層 コジイ・アラカシ・サカキ・クロバイ・ヤブツバキ
 低木層 ミミズバイ・シロダモ・ヤブツバキ・カナメモチ・ソヨゴ・シャシャンポ・ヒサカキ・コジイ・サカキ・クロバイ・カクレミノ・クチナシ・ネジキ
 草木層 サカキ・コシダ・カクレミノ・ソヨゴ・ベニシダ・ササクサ・コジイ
 (2)広く発達する赤松林
 本町は、忌部文化の影響を受けて、早くから開発されたため、山林も何回となく伐採が繰り返され、元の樹林に復元する余裕がなかった。したがって、伐採跡には、陽樹である赤松がいち早くはいり込み、山林の大部分は、赤松となってしまった。しかも、次第に山がやせ、コシダやウラジロがはびこって、その下部をおおうことが多い。


 (3)石鎚神社奥の院の中間温帯林
 樋山地の石鎚神社から、さらに標高100m程登ると、その奥の院に達する。標高は、わずか約450mではあるが、暖温帯から、冷温帯へと推移する。中間温帯林が残存している。
 周り2.12mのイタヤカエデ・イロハカエデ、周り1.24mのオオモミジなどのカエデ類が優先し、その他、周り1.14mのアカシデ・1.57mのコナラ・リョウブ・アオハダ・クマノミズキ・ウラジロノキ・タカノツメなどの落葉広葉樹が多い中にも、ユズリハ・ヤブツバキ・アラカシ・ソヨゴなどの常緑広葉樹が混っており、明らかに、中間温帯林の様相を示す貴重な社叢といえる。その組成を挙げてみると、
 高木層 イタヤカエデ・イロハカエデ・コナラ・ウラジロノキ・クマノミズキ・アカシデ・エノキ
 亜高木層 オオモミジ・タカノツメ・ヤブツバキ・リョウブ・アラカシ・ネジキ・ウラジロノキ・アオハダ・クマノミズキ・コナラ・イロハモミジ・ユズリハ・ヤマザクラ
 低木層 マルバウソギ・ヤマウルシ・アラカシ・ヒサカキ・オンツツジ・モチツツジ・ナツハゼ・ソヨゴ・アセビ・トサノミツバツツジ
 草本層 アオテンナンショウ・ヤブコウジ・ガクウツギ・クマワラビ・シシガシラ・サルトソイバラ・イヌツゲ・カマツカ・ハゼ・ツルリンドウ・ミヤマウズラ・ジガバチソウ
 (4)山麓に残存するクヌギ林その他
 立石谷川の谷口の台地や、三谷川の標高約150m付近の谷筋、ならびに、東禅寺山麓には、相当広い面積にわたって、植林されたクヌギ林が残っている。戦前、戦後に薪炭材としてして利用された名残りで、今日では、シイタケの原木に利用される程度に過ぎない。また、上浦の玉取地から、山路へと通ずる山麓湿地には、ハンノキの自生が多く、所によっては、その群生を見ることもある。山地山麓の全域にわたる各所には、アラカシを中心としてクサギ・アカメガシワ・ネムノキの雑木林が多い。


 (5)河川・溜池などの植物
 a.飯尾川
 敷地、黒岩から上流の渓側には、アラカシを中心として、雑木林がよく茂り、その岩場には、イワタバコが生え、今度の調査では、確認できなかったが、南方系のタカノハウラボシなども生育していた。さらに、その下流は、藤井寺谷川や三谷川などを合流し、向麻山を廻って、その北側を、市瀬の橋に出て東流し、国鉄牛島駅東方に出て、東に曲がり石井町に至る。その間、川幅は広く、また狭く、流れもゆるやかな所もあれば、速い所もあり、若干変化がある。そういった違いが、浮遊・沈水植物の生育にも影響してか、それぞれに適応した種類が見られる。川幅が広く流れのゆるやかな所には、イネ科のマコモが岸辺に群生し、それらに、ホテイアオイ・ヒシなどの浮遊植物が包まれるように、水面一杯に広がっている。また、イバラモ・ヒシなどが川幅を狭めたり、流れをゆるやかにしている所も見られた。


 d.藤井寺谷川
 藤井寺谷川の谷筋に添って、四国礼場11番の札所藤川寺から、12番の焼山寺へ通ずる山道が通っている。早くから開けたこの山道筋は、何回となく樹林は伐採され、二次林の赤松林やスギ・ヒノキの樹林に置き替えられている。山の北面であるため、保水力もよく、今年の日照りにも、渇水することはなかった。この谷筋の中程近くで、県下では珍しいハルニレが見られた。ハルニレは、北海道では、エルムの木として、街路樹などに植えられている。寒い地方に多い木なのに、剣山のような高くて、気温の低い所には、案外少なく、むしろ、その周囲には、ヒノキ・スギの植林を縫うて、アラカシ・マルバウツギ・ビナンカズラ・ヒサカキ・イヌツゲ・モチツツジなどの暖温帯の樹林に交って、このハルニレが見られるのは、極めて珍しい分布といえる。
 c.三谷川
 三谷川は、水量も豊富で、標高約250m付近の谷筋に朽ちかけた小さなホコラがある。この周りには、わずかな面積ながら、森を形作っており、ヤブニッケイ・シロダモ・ヤブツバキ・クマノミズキ・ムクなどで樹林を作っていた。草本層には、クリハランが一面に茂り、大型のシダであるオオアマクサシダ・オオバノハチジョウシダが点在して、暖地性の特徴を示し、アマチャヅル、オニウコギが谷川筋に珍しく見られた。
 d.立石谷川
 立石谷川口の台地には、周り50〜60cm余りのアブラギリがカリビアマツに混って5本自生していた。山側には、ヒメアザミ・シコクアザミが咲き、湿地の強い所には、イネ科のハイチゴザサが群生して地面をはっていた。この峯筋の赤松林は、マツタケの産地にもなっているようだが、マツクイムシの被害が広がっていた。赤松林は、乾燥したやせ山によく発達するが、そこには、ネズを髄伴するのが特徴で、ウラジロ・コシダなどが侵入すると、ますます山は、やせ山になる。標高約350m付近の谷筋には、コルクを採るアベマキやノグルミなどの落葉樹がよく見られ、また、谷川の湿った所には、タニガワコンギク・アマチャヅルが自生していた。


 e.江川
 江川は、冬は水温が高く、夏は低いという特異な現象を示すので、天然記念物に指定されている。飯尾川とは、水温に多少の差異が認められるが、そういった環境要因の違いが、水生植物の種類にも見られると考えられるが、調査期間等が十分でなかったために、大きな違いを確認するに至らなかった。しかし、江川の下流では、クロモ・エビモ・イトモなどが生え、飯尾川では見られなかった、シャジクモの仲間が見られた。逆に、飯尾川では、江川では見られない、イバラモがあるなど、今後の調査研究に大きな期待を持っている。
 f.溜池
 山路字岡崎の溜池は、戦後、食糧増産を計るため、急拠造成されたようである。そこには、ホッスモ・トリゲモ・イトモなどの沈水植物が見られた。また、上浦玉取の溜池は、水深が深いため、水面に浮くヒシだけしか確認できなかった。その落込口は、すでに埋立てられており、その付近には、イネ科のミノゴメやヌカキビの外、樹木では、コリヤナギの群生がみられた。前述したように、ここでは、水辺を好むハンノキが古い実をつけ、新しい花穂を垂れていたが、その花穂が川面に揺れている様は、風情が感じられる。


3.巨樹・老木
 (1)玉林寺のモッコク
 山路の慈現山玉林寺のモッコクの老樹は、樹幹は、根周り7.3m、幹囲2.02mでかさ形の見事な樹形をしている。樹齢は、推定350年といわれ、昭和40年3月5日県指定天然記念物となる。


 (2)壇の大クス
 森藤字平山の道路脇にある壇の大クスは、樹幹は、樹囲10.3mで、地上1.3mから北方へ、周り5.6mの太い枝を分岐して長く張出し、さらにその枝から2m余り隔てた上で、4本の大枝を分ち、その中央の枝が主軸となっている。このクスは、県下で第3位に位する巨樹で、昭和40年3月5日の県指定天然記念物となる。今後一層の保護が望まれる。
 (3)江川添いの旧堤防上にあるクスは、幹囲5.56mで枝を四方に張り、全体の姿がよく、夏の憩の場となっている。
4.特異な植物
 分布上価値のあるもの
 (1)トサノミツバツツジ ツツジ科
 ミツバツツジ類の中で、子房に腺点をもつもので、表日本の四国を中心に自生する特産種である。高越山の外、比較的深山に見られるが、石鎚山の奥の院のような低山で見られるのは珍しい。
 (2)セトウチホトトギス ユリ科
 瀬戸内海周辺に多く生育するもので、花柱に紫点の多いのが特徴で、ヤマジノホトトギスの下部に分布する。
 (3)ツチアケビ ラン科
 多年生の無葉ランで、6月頃、枝先に多数の淡黄色の花をつけ、花後は肉質で、赤色のバナナ形の果実を結び、下垂し長さ10cm内外、薬草・樋山地の八幡神社境内に自生。
 (4)アオテンナンショウ サトイモ科
 他のテンナンショウよりも、小葉の先端が急に尾状に長く伸びるのが特徴・晩春に淡緑色の花を開く。茎も包葉も緑のものが多いことにちなんでつけられた。
 (5)イバラモ
 湖水池沼域は流水中に生える淡水産の、沈水生一年生草本で緑色、葉に突起状のトゲを持つ、飯尾川で、ヤナギモ・ヒシと混生し群生している。県内では珍しい。


 (6)アマチャヅル ウリ科
 山麓や谷間に広く自生するつる性の軟弱な植物で、極めて少さな丸い実をつくる。朝鮮人参に似た成分を含む植物として薬用となる。飯尾川上流・三谷川・立石谷川などいたる所の山地や平地の林側に生える。
 栽培植物の逸出
 (7)アブラギリ トウダイグサ科
 昔中国より渡来し、初夏に茎の頂上に紅色がかった大型の白花を咲かせる。油桐は、樹性や葉や実が桐に似ており、油をしぼった油は、油紙・雨がさ、あるいは、ペンキやニスに使われた。戦後、金の成る木として植えられたが、最近は、ほとんど姿を消した。
 (8)コリヤナギ
 水辺に栽培されている落葉低木、春花穂を出す。枝は多く分かれ、長くのびて直立する。2m位の枝を刈り集めて、皮をむき、柳行李を作った。玉取の溜池の周辺に自生。
 (9)ボダイジュ シナノキ科
 中国原産で、寺院によく植えられる。その果実は念珠に用いられる。樋山地の石鎚神社に植えられている。
 (10)ハルニレ ニレ科
 アキニレに似て葉は大形で、花は春開く。北海道や樺太など北方に多く、エルムといい、街路樹などとして植えられる。本県には極めて少なく、数ケ所の産地が知られるに過ぎぬ。藤井寺谷に自生して珍しい。
 休耕田等に繁殖する植物
 (11)オギ イネ科
 水辺や休耕田によく見られる。ススキに似て穂がやや大型で、小穂の基毛は白色で長く密である。茎の下部の葉が落ちて、茎があらわれたり、地下茎が伸びて繁殖するので、ススキ以上に大群落をつくることがある。
 (12)ガマ・ヒメガマ ガマ科
 休耕田には、栽培していたガマ・ヒメガマが逸出し、よく繁茂している所が見られる。

 

 

鴨島町植物目録
   博物班 阿部近一・木村晴夫・高藤茂・木内和美・木下覚

 

シダ植物門
トクサ科−スギナ
ヒカゲノカズラ科−トウゲシバ
イワヒバ科−カタヒバ
ハナヤスリ科−コハナヤスリ、ヒロハハナヤスリ、フユノハナワラビ
ゼンマイ科−ゼンマイ
カニクサ科−カニクサ
ウラジロ科−ウラジロ、コシダ
ワラビ科−ホラシノブ、フモトシダ、ワラビ、イワガネゼンマイ、オオバノハチジョウシダ、ハコネシダ、タチシノブ、イノモトソウ
オシダ科−ゲジゲジシダ、ホシダ、ベニシダ、ジュウモンジシダ、ミゾシダ、イヌワラビ、クマワラビ、ノコギリシダ、コバノカナワラビ、ハカタシダ、ヤブソテツ、ヒメワラビ、キジノオシダ、コハシゴシダ
シシガシラ科−シシガシラ、コモチシダ
チャセンシダ科−トラノオシダ、コバノヒノキシダ
ウラボシ科−ヒトツバ、ノキシノブ、クリハラン、ミツデウラボシ、マメヅタ、サジラン


種子植物門
裸子植物亜門
イチイ科−カマ
イヌガヤ科−イヌガヤ
マツ科−アカマツ、クロマツ
スギ科−スギ
ヒノキ科−ヒノキ、ネズ


被子植物亜門
単子葉植物綱
ガマ科−ガマ、ヒメガマ
ヒルムシロ科−エビモ、ヤナギモ、イトモ
イバラモ科−イバラモ、ホッスモ、トリゲモ
トチカガミ科−セキショウモ、クロモ
イネ科−マコモ、ススキ、トダシバ、ハイチゴザサ、ヌカボ、キツネガヤ、ミノゴメ、チヂミザサ、ヤマカモジグサ、ハチク、ジュズダマ、カモジグサ、ツルヨシ・オヒシバ、エノコログサ、イヌビエ、チガヤ、オギ、コブナグサ、メリケンカルガヤ、セイバンモロコシ、メヒシバ、スズメノテッポウ、セトガヤ、チカラシバ、カズノコグサ
カヤツリグサ科−ヒメクグ、ハマスゲ、コゴメガヤツリ、アブラガマ、ハリイ、ケタガネソウ、ナキリスゲ
ヤシ科−シュロ
サトイモ科−ユキモチソウ、セキショウ、アオテンナンショウ、カラスビシャク、ムサシアブミ
ツユクサ科−ツユクサ、ヤブミョウガ、イボクサ
ミズアオイ科−コナギ
ビャクブ科−ナベワリ
ユリ科−ウバユリ、サルトリイバラ、オニユリ、コオニユリ、ヤブラン、ヤマジノホトトギス、セトウチホトトギス、シオデ、ジャノヒゲ、ナガバジャノヒゲ、キチジョウソウ、ツルボ、シロバナショウジョウバカマ、オモト、タカサゴユリ、ヒメヤブラン
ヒガンバナ科−ヒガンバナ
ヤマノイモ科−ヤマノイモ、ニガガシュウ、オニドコロ、カエデドコロ
アヤメ科−シャガ、ヒオウギ
ショウガ科−ハナミョウガ
ラン科−シュンラン、コクラン、ジガバチソウ、ミヤマウズラ、ツチアケビ、カキラン、オオバノトンボソウ

双子葉植物綱
ドクダミ科−ドクダミ
センリョウ科−センリョウ
ヤナギ科−コリヤナギ、アカメヤナギ、ネコヤナギ
ヤマモモ科−ヤマモモ
クルミ科−ノグルミ
カバノキ科−ハンノキ、アカシデ、イヌシデ
ブナ科−アラカシ、クリ、ウラジロガシ、コナラ、クヌギ、アベマキ、ウバメガシ、ツブラジイ、スダジイ、アカガシ
ニレ科−ケヤキ、エノキ、ムクノキ、ハルニレ
クワ科−コウゾ、イタビカズラ、イヌビワ、カナムグラ、クワクサ
イラクサ科−コアカソ、サンショウソウ、カラムシ、メヤブマオ、ヤブマオ
タデ科−イタドリ、ミゾソバ、スイバ、ギシギシ、ミズヒキ、ママコノシリヌグイ、ボントクタデ
アカザ科−アリタソウ
ヒユ科−イノコヅチ
ナデシコ科−カワラナデシコ
キンポウゲ科−ウマノアシガタ、ボタンヅル、センニンソウ、キツネノボタン、アキカラマツ
アケビ科−アケビ、ミツバアケビ
メギ科−ナンテン
ツヅラフジ科−オオツヅラフジ
モクレン科−サネカズラ、シキミ
クスノキ科−ヤブニッケイ、クスノキ、カゴノキ、カナクギノキ、ニッケイ、タブノキ
ケシ科−タケニグサ
アブラナ科−タネツケバナ、イヌガラシ、ナズナ、マメグンバイナズナ、ヒメイヌガラシ
ベンケイソウ科−マルバマンネングサ
ユキノシタ科−ウツギ、ノリウツギ、マルバウツギ、ユキノシタ、ガクウツギ
マンサク科−イスノキ
バラ科−キンミズヒキ、ヒメキンミズヒキ、カナメモチ、クサイチゴ、ニガイチゴ、テリハノイバラ、ウラジロノキ、ウシコロシ、フユイチゴ、ヤマブキ、ヤマザクラ、オヘビイチゴ、ダイコンソウ、フユイチゴ、オオフユイチゴ
マメ科−ハリエンジュ、ナツフジ、クズ、ネムノキ、メドハギ、トキリマメ、ヌスビトハギ、コマツナギ、ネコハギ、ヤハズソウ、ノササゲ、ミソナオシ、スズメノエンドウ、カラスノエンドウ、ナツフジ、ジャケツイバラ、ミヤコグサ
フロウソウ科−ゲンノショウコ、アメリカフウロ
カタバミ科−ムラサキカタバミ、カタバミ
ミカン科−フユザンショウ、マツカゼソウ、サンショウ、カラスザンショウ、コクサギ
センダン科−センダン
ヒメハギ科−ヒメハギ
トウダイグサ科−アカメガシワ、ユズリハ、エノキグサ
ウルシ科−ヌルデ、ヤマウルシ、ハゼ
モチノキ科−イヌツゲ、ソヨゴ、クロガネモチ、タラヨウ
ニシキギ科−ツルマサキ、マサキ、ツリバナ
ミツバウツギ科−ゴンズイ
カエデ科−イロハカエデ、イタヤカエデ、ウリハダカエデ、オオモミジ
ブドウ科−サンカクヅル、ノブドウ、ツタ、ヤブガラシ、エビヅル
ツバキ科−ヒサカキ、ヤブツバキ、チャノキ、サカキ
オトギリソウ科−オトギリソウ
スミレ科−タチツボスミレ、シハイスミレ、スミレ、アオイスミレ、コスミレ
キブシ科−キブシ
グミ科−ナワシログミ
ミソハギ科−ミソハギ、ホソバミソハギ
アカバナ科−チョウジタデ、ヒシ、ミズタマソウ
ウコギ科−オニウコギ、タラノキ、トチバニンジン、ヤツデ、コシアブラ、キヅタ、タカノツメ、カクレミノ
セリ科−ミツバ、セリ、ウマノミツバ
ミズキ科−アオキ、クマノミズキ
リョウブ科−リョウブ
イチヤクソウ科−イチヤクソウ
ツツジ科−オンツツジ、モチツツジ、ネジキ、アセビ、ナツハゼ、トサノミツバツツジ、コバノミツバツツジ、ケアクシバ
ヤブコウジ科−ヤブコウジ、イズセンリョウ、マンリョウ
サクラソウ科−コナスビ、ヌマトラノオ
カキノキ科−ヤマガキ
ハイノキ科−クロバイ、ミミズバイ
エゴノキ科−エゴノキ
モクセイ科−イボタノキ、ネズミモチ、ヒイラギ
リンドウ科−リンドウ、センプリ、ツルリンドウ
キョウチクトウ科−テイカカズラ
カガイモ科−オオカモメヅル
ヒルガオ科−ネナシカズラ
クマツヅラ科−コムラサキ、ムラサキシキブ、クサギ
シソ科−トウバナ、アキノタムラソウ、カキドウシ、ナギナタコウジュ、ヒキオコシ、キランソウ、ウツボグサ、ホトケノザ、ヤマトウバナ
ナス科−ヒヨドリジョウゴ
ゴマノハグサ科−ムラサキサギゴケ、コシオガマ、ウリクサ、キクモ、オオイヌノフグリ
イワタバコ科−イワタバコ
キツネノマゴ科−キツネノマゴ、ハグロソウ
ハエドクソウ科−ハエドクソウ
オオバコ科−オオバコ
アカネ科−ヤエムグラ、ヤマムグラ、ヨツバムグラ、ジュズネノキ、ルリミノキ、ヘクソカズラ、アカネ、ハシカグサ
スイカズラ科−ガマズミ、スイカズラ、ニワトコ
オミナエシ科−オトコエシ、オミナエシ
ウリ科−アマチャヅル、カラスウリ、アレチウリ
キキョウ科−ツリガネニンジン、ホタルブクロ
キク科−フキ、ツワブキ、ハハコグサ、ヒメジョオン、ヨモギ、シラヤマギク、ヤマアザミ、ヒメムカシヨモギ、シロヨメナ、ホソバコンギク、サワヒヨドリ、コウゾリナ、ノコンギク、ヤクシソウ、ダンドボロギク、アメリカセンダングサ、リュウノウギク、ホウキグサ、キッコウハグマ、ヤブタバコ、サジガンクビソウ、ガンクビソウ、アレチノギク、アキノノゲシ、ノゲシ、オニタビラコ、ベニバナボロギク、ヒメアザミ、シコクアザミ、タニガワコンギク


徳島県立図書館